[上海 7日 ロイター] - 中国税関総署は7日、廃棄物の密輸取り締まりを強化したと発表した。容疑者39人を逮捕し、廃プラスチック・鉱物系廃棄物3万3000トンを押収したとしている。

中国政府は今年、環境汚染対策の一環で、有害な「外国のごみ」の取り締まりに着手した。これまでに3回の「一斉取り締まり」を行い、廃棄物30万3000トンを密輸した疑いで、259人を逮捕したという。

取り締まりは、広東省など5省や上海などの都市で実施した。

容疑者は、廃プラスチックや鉱物系廃棄物を密輸し、無認可の国内業者に売却。廃棄物を買い取った業者は、環境基準を満たさずに廃棄物を処理することが多く、大気汚染・水質汚染・土壌汚染の原因になっているという。

中国は廃物輸入大国で、昨年輸入した廃プラスチックは730万トン(37億ドル相当)と、世界全体の56%を占めた。

同国では、来年から銅系スクラップの輸入が禁止される。