[東京 7日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ドル高/円安の113円後半だった。日経平均は一時400円を超える上げとなったが、ドル/円は上昇の勢いを欠いた。

日経平均の大引けは前日比389円高の2万2937円。バブル崩壊後の戻り高値を更新した。午後のドルは株価の大幅上昇を支えに114円台を回復する場面はあったものの、しっかりと乗せきれなかった。

前日の取引で114円後半に上昇した後、113円台へ反落したことに「後遺症」があるといい、「114円台の上値追いには慎重なムードがある」(外為アナリスト)という。

ほかにも米連邦準備理事会(FRB)執行部の中核メンバーであるダドリー米ニューヨーク連銀総裁の退任発表や、米税制改革の先行き不透明感、米長期金利の低迷などがあり、ドル買い機運が盛り上がらない。

午後はオーストラリア準備銀行(RBA)が、市場の予想通り政策金利のオフィシャルキャッシュレートを据え置いた。利上げ期待が後退していた中、声明文の経済見通しや判断が前回とほとんど変わらなかったため、豪ドルは少し買われたが、流れは続かなかった。

米10年債利回りは2.3%前半と3週間ぶりの低い水準で推移した。市場では引き続き、米金利市場を左右する手がかりとして、税制改革法案の行方が大きな関心を集めている。前日から下院で審議入りしたが、現地報道では上院も独自の改革法案を近く提出する予定で、取りまとめにはなお曲折が不可避の情勢とみられている。

ドル/円<JPY=>  ユーロ/ドル<EUR=>  ユーロ/円<EURJPY=>

午後3時現在 113.97/99 1.1603/07 132.27/31

午前9時現在 113.75/77 1.1609/13 132.09/13

NY午後5時 113.68/72 1.1609/11 131.99/03

(為替マーケットチーム)