[ニューヨーク 7日 ロイター] - ニューヨーク外為市場ではドルが主要6通貨バスケットに対し小幅上昇。欧米の金融政策格差が再認識される中、ドルへの買い戻しが入った。

終盤の取引でドル指数<.DXY>は0.17%上昇し94.921。前月終盤につけた3カ月ぶり高水準に迫った。

ユーロ/ドル<EUR=>は0.2%安の1.1586ドル。一時、7月20日以来の安値となる1.1555ドルをつける場面もあった。

コモンウェルス・フォーリン・エクスチェンジの首席市場アナリスト、オマー・エジナー氏は「米連邦準備理事会(FRB)と他の主要中銀の金融政策見通しのかい離が再び意識されている」と指摘。直近の欧州中央銀行(ECB)理事会の結果を踏まえ、FRBが他の主要中銀よりも速いペースで政策の正常化を進めるとの見方が再び焦点となっているとの認識を示した。

今週は主要米経済指標の発表に乏しい半面、来週にはインフレ指標や小売売上高統計の発表を控えていることから、今週は比較的薄商いとなっていることも指摘された。

前出のコモンウェルスのエジナー氏は、米税制改革の実現に対する「慎重ながら楽観的な見方」はドル押し上げの一助になったと指摘した。

こうした中、欧州連合(EU)離脱に向けた準備を進める英国の経済情勢を巡り懸念が台頭する中、ポンド/ドル<GBP=>は0.05%下落した。

豪ドル<AUD=D4>は対米ドルで0.61%下落。オーストラリア準備銀行(RBA、中央銀行)は、政策金利のオフィシャルキャッシュレートを過去最低の1.50%に据え置くことを決定した。

ドル/円 NY終値 114.00/114.03

始値 114.13

高値 114.29

安値 113.83

ユーロ/ドル NY終値 1.1585/1.1588

始値 1.1568

高値 1.1592

安値 1.1559

*表を更新しました。

(表はロイターデータに基づいています)