[東京 8日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比64円59銭安の2万2873円01銭となり、5日ぶりに反落した。前日の米国株が高安まちまちとなる中、日本株については高値警戒感が意識され、利益確定売りが先行した。下げ幅は一時170円超まで拡大したが、売り一巡後は押し目待ちの投資家による買いや、海外勢とみられる好業績株への買いが入り下げ幅を縮小させる展開だった。

TOPIXは0.13%安だった。東証1部の午前中の売買代金は1兆5762億円と活況。セクター別ではその他製品が上昇率トップ。電機、化学、精密も上げが目立った。半面、保険、銀行、石油・石炭製品などが下落率上位に入った。市場では「商いが活況で売り注文をこなしている。海外投資家は2020年東京五輪までの長期上昇相場を織り込んでいる可能性もある」(岡三オンライン証券チーフストラテジストの伊藤嘉洋氏)との声が出ていた。

東証1部の騰落数は、値上がり705銘柄に対し、値下がりが1226銘柄、変わらずが100銘柄だった。