[東京 8日 ロイター] - 内閣府が8日公表した9月の景気動向指数(速報、2010年=100)は、足元の景気を示す一致指数が115.8と前月比で1.9ポイント下降し、2カ月ぶりの低下となった。

半導体などの電子部品・デバイスやスマートフォン、自動車、建設財など幅広い業種で生産・出荷が減少したことが影響した。指数を構成する9種類の経済指標のうち、鉱工業生産など6指標が悪化し、改善したのは商業販売額1指標のみだった。

一致指数から機械的にはじいた基調判断は、「改善を示している」との表現を12カ月連続で維持した。指数水準は一進一退の動きだが、政府としては景気改善が継続しているとみている。

先行指数も106.6と前月比で0.6ポイント低下し2カ月ぶりのマイナスだった。11の経済指標のうち中小企業売り上げ見通しや最終需要在庫率指数など4指標が悪化した。衣料や建設関連の中小企業の売り上げ見通しが悪化したほか、 電子部品・デバイスの在庫率悪化などが響いた。