11月7日、トランプ米政権が、自分たちに不利な規制の緩和を訴える企業ロビイストに大きく門戸を開いている。写真手前はトランプ大統領。ワシントンで2月撮影(2017年 ロイター/Carlos Barria)

[ワシントン 7日 ロイター] - トランプ米政権が、自分たちに不利な規制の緩和を訴える企業ロビイストに大きく門戸を開いている。要求もどんどん通るようになり、オバマ前政権時代とは様変わりだ。

 不動産王だったトランプ氏は、選挙期間中から企業のニーズにこたえて経済成長を促すと約束していたため、この変化はまったく予想外というわけではない。しかしロビイストらが驚いているのは、この10ヵ月で実際に撤回あるいは先送りされた規制の数があまりにも多いことだ。

 トランプ政権は次々と生じる問題の対応に追われ、十分機能していないにもかかわらず、規制緩和はすいすいと進んでいる。

 ロビイストによると、オバマ前政権は特定の権益を代表するロビイストの影響力を抑えるため、企業に冷たい姿勢をとることで知られていた。それがトランプ政権は、ロビイストに耳を傾け、かかってきた電話は折り返し返事をくれる。

 エネルギー・インフラと気候変動について最近政府と会合を持ったロビイストおよび企業幹部15人は、冒頭に政権側から投げかけられた質問に驚いた。「廃止すべき規制のリストに載せて欲しいものはありますか。あなた方の成長を阻んでいるものはありますか」。