[東京 13日 ロイター] - 日銀が13日公表した、10月の企業物価指数は前月比で0.3%上昇した。前年同月比では3.4%上昇し、2014年9月以来の大幅上昇となった。14年の消費税率引き上げの影響を除くと、2008年10月(前年同月比4.5%)以来の上昇幅。円安を背景に原油など商品市況上昇でガソリンなどの価格が上昇した。

企業物価指数は企業同士で取引される財の価格を指数化したもの。前月比ではガソリンや軽油、ナフサなど石油・石炭製品が0.29ポイント指数を押し上げた。このほか、玄米・鶏卵・サケ・イクラ、エチレン、銅地金なども上昇した。中国の環境規制の影響でアルミニウム合金も上昇した。

一方、電力料金は需要期である夏の間の値上げが終了したため前月比で0.24ポイント下落。夏の電力値上げの影響を除くと、企業物価指数は前月比で0.6%上昇した。

日銀では、原油・鉄鋼・非鉄など国際商品市況の上昇を背景とした上昇品目が多く、「国内の需要要因で上昇しているのは鉄骨程度」とみている。

(竹本能文※)