[シドニー 13日 ロイター] - オーストラリア準備銀行(中央銀行)のデベル副総裁は13日、企業の投資について講演し、サービス業への投資やインフラ支出の増加によって、非鉱業セクターへの投資が上向いている兆しがより多くみられると述べた。

副総裁は、経済統計に最近加えられた修正により、非鉱業投資が過去数年にわたって予想以上に活発だったことが示されたと指摘。

また、ヘルスケア、通信、メディアなどのサービス業への投資が特に拡大した一方、インフラへの公的支出も著しく伸び、民間セクターへも投資が波及したと述べた。

副総裁はこうした投資回復の兆しについて、10年以上続いた鉱業投資ブームがほぼ終わりつつある豪経済をタイミング良く支援するものとの見方を示した。

講演後の質疑では、多くの債務を抱える家計は外的ショックの影響を受けやすいかとの問いに対し、急激な金利上昇が家計を圧迫することを十分に認識していると回答。その上で、急激な利上げを必要とする要因は現時点で見当たらないと述べた。

豪中銀は過去1年以上にわたり、政策金利のオフィシャルキャッシュレートを過去最低の1.50%に据え置いており、今後も当面は据え置くことを示唆している。