[北京 13日 ロイター] - 中国外務省は13日、トランプ米大統領がアジア歴訪で用いている「インド太平洋」という表現に言及し、地域協力は政治色が強かったり排他的であったりすべきではないとの見解を示した。

「インド太平洋」は近年オーストラリア、インド、日本の外交・安全保障関係者の間で使用が増えており、中国も含めた「アジア太平洋」に代わり、より開かれた民主主義主導の地域を意味する表現。

トランプ氏はアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に合わせた会合で演説したが、この表現を繰り返し、インドの重要性に言及した。

中国外務省の耿爽報道官は、定例会見でインド太平洋の概念に関する質問に、平和的発展とウィンウィンの協力関係が時代のトレンドと指摘。

「すべての当事者が自らの考えと立場で地域の協力を促進することが可能だ。ただわれわれは、そうした考えと立場がこのトレンドに一致することを望む。同時に、それらがオープンで包括的であり、全当事者のウィンウィンの協力促進に寄与し、政治的あるいは排他的な動きを回避することを望む」と述べた。