[東京 14日 ロイター] - 前場の東京株式市場で日経平均株価は前営業日比60円25銭高の2万2441円24銭となり、5日ぶりに反発した。小口の利益確定売りが先行したものの、押し目買いが入り切り返す展開だった。半導体・ハイテク関連の一角が堅調に推移する中、指数は一時151円高まで上げ幅を拡大。2万2500円台を回復する場面があったが、前引けにかけて伸び悩んだ。

TOPIXは0.14%安で午前の取引を終了。東証1部の午前の売買代金は1兆5208億円だった。セクター別では金属製品が上昇率トップ。その他製品、ゴム製品がこれに続いた。半面、倉庫・運輸関連や水産・農林、海運などがさえない。

日経平均に対しては、東京エレクトロン<8035.T>と京セラ<6971.T>のハイテク2銘柄の上昇が、合計で約30円の押し上げ要因となった。東証REIT指数<.TREIT>は11月10日に付けた年初来安値を更新した。

全体相場について市場では「11月9日を境に基調が変わった。日本株の上値を追う動きはみえず、方向感が乏しくなった。グローバルにみても株価の上値が重くなる中、国内は企業の決算発表が一巡しつつあり、手掛かり材料が乏しい」(水戸証券・投資顧問部チーフファンドマネージャーの酒井一氏)との声が出ていた。

東証1部の騰落数は、値上がり701銘柄に対し、値下がりが1234銘柄、変わらずが99銘柄だった。