[サンフランシスコ 13日 ロイター] - 米アルファベット<GOOGL.O>傘下のグーグルは、運営する動画サイト「ユーチューブ」から、暴力描写や憎悪をあおる表現を含まない過激派の動画の削除を行っている。ユーチューブが13日発表した。

政府のソーシャルメディア企業への圧力が増す中、大きな方針変更となる。

こうした動画の削除はここ数カ月の間に開始したが、ユーチューブの広報担当は方針が変更された時期は明らかにしなかった。

新たに削除の対象となったのは、暴力やヘイトスピーチ(憎悪表現)を含まなくても、米英政府が「テロリスト」と指定した人物や組織を扱っている動画。

広報担当は新方針の対象となった例として、アルカイダへの勧誘活動を行っていたアンワル・アウラキ幹部がイスラムの歴史について語る動画を挙げた。動画は同幹部が米国への暴力を呼び掛ける以前に撮影された。同幹部は2011年に米国のドローン攻撃で死亡した。

各国政府や人権団体はこれまでユーチューブに対し、過激派の動画を取り締まるよう要請してきた。