[ロンドン 15日 ロイター] - 英国議会で15日、欧州連合(EU)離脱法案の2日目の審議が行われ、法案修正の試みは全て否決された。

メイ首相は6月の総選挙で保守党の過半数割れを招き、求心力が低下。保守党を含め多くの議員が離脱法案の様々な部分に反発を示している。

法案の修正を求める試みは今のところ全て否決されているが、厳密な離脱日時をいつに設定するか、また、離脱日時を設定すべきかどうかといった問題を巡る来月の議論では、メイ首相の指導力が試されることになりそうだ。

メイ首相は15日、修正に関する議論を控えて協力するよう議員らに促した。

首相は議会の質疑応答で「英国は2019年3月19日にEUを離脱する。議会では活発な議論が行われており、それは適切で重要なことだ」と述べた。

その上で「われわれは法案の改善を目指す議員の意見に注意深く耳を傾けており、国民が選んだEU離脱の決定を実行できるよう、皆が協力することを望む」と述べた。

メイ首相はこの法案を、離脱によって法律上ビジネスに大きな影響が及ばないことを企業に示すために極めて重要とみている。

法案の審議は数週間にわたって続く見通しだ。