【部屋】の概念が
迷いを一切失くし、
人間力をも磨く

 まずは、下記をご覧ください。

【陰5年】=(水の)一白の部屋
【陽1年】=(大地の)二黒の部屋
【陽2年】=(雷の)三碧の部屋
【陽3年】=(風の)四緑の部屋
【陽4年】=(ガイアの)五黄の部屋
【陽5年・陰1年】=(天の)六白の部屋
【陰2年】=(湖の)七赤の部屋
【陰3年】=(山の)八白の部屋
【陰4年】=(火の)九紫の部屋

 バイオリズムにおける「陽1年~陰5年」は、それぞれの年ごとに、特定の「9code(ナインコード)」の影響(波動)を受けます。

 これを『強運を呼ぶ9code(ナインコード)占い』においては【部屋】という概念で表現して、「定位」「定盤」と呼びます。
 この位置は一定で、変わることはありません。

 たとえば、もしあなたが【陽3年】の時期にいたとします。
 ここは、【(雷の)三碧】の部屋にあたります。
 このとき、「どういった心構えで事業を行えばいいか?」「次の行動パターンはどうするべきか?」と悩んだときは、【雷の三碧】の特性(人物像)に沿った動きをすれば、スムーズに立ち止まることなく、強運のリズムに乗ることができるというわけです。

 この考え方をしっているかいないかでは、物事が円滑に進むレベルがまるで違います。【陽1年】では確かに事業を始めるべき時期ではあります。
 当然、何も知らなければ、利益もどんどん追及していく行動をとりたくなるでしょう。

 でも、一旦落ち着いてほしいのです。

 この【陽1年】は【(土の)二黒の部屋】にあたります。
 【(土の)二黒の部屋】では、二黒の人としての生き方に注目すべきであり、二黒の人の生涯のテーマである“無償の愛”を持ち、利益よりも、製品やサービスをとことん安く(極論すれば無償)で提供し、お客様に安心と信頼を与えていく時期なのです。利益を求めるのは、もう少し先です。

 それだけではありません。
 この部屋の概念は、あなたの人間力をも磨きます。
「9code(ナインコード)」に合った「強運への9の質問(ナインクエスチョン)」。
 それぞれの部屋で実行することで、人間力が磨かれ、人としての確かな信頼が周りから生まれるはずです。

 次回から、各部屋で行うべき大切なことを、ひとつひとつお伝えしていきたいと思います。

中野 博(Hiroshi Nakano)
信和義塾大學校創設者兼塾長、経営コンサルタント。早稲田大学商学部卒業。
ノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院ブランディング実践講座エグゼグティブコースを修める。ハーバードビジネススクールでは経営学を学ぶ(いずれも短期集中型の経営者クラス)。1992年、地球サミットに国連認定ジャーナリストとして参加したことを契機に環境ジャーナリストとして活動。1997年の地球温暖化防止京都会議を機に、株式会社エコライフ研究所設立。環境ジャーナリストとしての取材・分析力と経営コンサルタントとしての提案力をベースに、800社以上を環境ビジネスに参入させ成果を挙げる。その傍ら、住宅、環境を軸にした本を多数出版(本書が30冊目)。講演依頼も多く、国内外で2000回以上の実績。2005年、教育研修会社の株式会社ゴクーを設立。1万人のサンプリングを体系化した『9code(ナインコード)』をもとに、信和義塾大學校で指導にあたるほか、企業や各種組織で『9code』を利用したコンサルティングや人材活用研修も多い。現在、信和義塾大學校は、世界6ヵ国20都市以上にあり、塾生は700名超。