~まるで風のように~
遠方(海外)交流で
強運が開花!?

 この部屋(四緑の部屋)にいる人は、普段はあまり接しないような人とも、積極的な交流を心がけてください。
 幅広い交流こそが、【陽3年】を充実した1年にします。

 特に、遠方の人との縁は大切です。
「風の四緑人」は、自分が風になったかのように世界中どこまでも流れるように旅することが強運をもたらすカギとなります。
 ですから、「四緑の部屋」にいる人も、その姿勢を見習うべきときなのです。

 もしあなたがビジネスにおいて、いずれは海外展開も視野に入れているとすれば、この【陽3年】の「四緑の部屋」にいるときに、その第一歩を踏み出しましょう。

 現地の情報収集でもいいですし、現地での人脈づくりでもいいのです。
 遠方(海外)とのつながりの基盤を、この1年でしっかり築き上げましょう。

 考え方や行動に迷ったら、まずは、「遠方(海外)との縁をつなぐ」ことを念頭に置いて、動き出してみることが大切です。
 それが、来年の【陽4年】の強運につながります。

偏りはNG!?
平等主義の精神で
すべてを循環させよう

「人・モノ・金・情報」そのすべてを循環させることを、「四緑の部屋」にいる人は心がけてください。

 風はたくさんのものを運び、巻き込んでいきます。
 これができるということは、人との交流がさかんである証となります。

 大事なポイントとしては、循環させる際には“平等の精神”を持つことです。
 私見が入り、偏った方向だけへの循環はいけません。

 たとえば、お金を寄付するとしても、一団体だけに偏った寄付はやめましょう。
 自分で寄付をする団体をいくつか見極め、より多くの人が幸せに、豊かになるためにはどういう寄付のカタチを取るべきかを冷静に考えてみてください。

 なぜなら、「風の四緑」の特性を生かすには、平等の精神が重要になるからです。
 あの本田技研工業の創始者である本田宗一郎も「風の四緑人」。
 本田宗一郎は「仕事をやっているときは、社長も平社員も平等」と語り、常に人間の平等性を主張し、その精神に則った経営をしてきました。
 だからこそ、偉大な成功をおさめられたのです。

 とにかく、【陽3年】である「四緑の部屋」にいる人は、あなたという“風”で、まわりのすべてが幸せに豊かになるように、物事を円滑に循環させることを心がけてみましょう。
 そうすれば、あなたを見るまわりの目も、きっと変わるはずです

中野 博(Hiroshi Nakano)
信和義塾大學校創設者兼塾長、経営コンサルタント。早稲田大学商学部卒業。
ノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院ブランディング実践講座エグゼグティブコースを修める。ハーバードビジネススクールでは経営学を学ぶ(いずれも短期集中型の経営者クラス)。1992年、地球サミットに国連認定ジャーナリストとして参加したことを契機に環境ジャーナリストとして活動。1997年の地球温暖化防止京都会議を機に、株式会社エコライフ研究所設立。環境ジャーナリストとしての取材・分析力と経営コンサルタントとしての提案力をベースに、800社以上を環境ビジネスに参入させ成果を挙げる。その傍ら、住宅、環境を軸にした本を多数出版(本書が30冊目)。講演依頼も多く、国内外で2000回以上の実績。2005年、教育研修会社の株式会社ゴクーを設立。1万人のサンプリングを体系化した『9code(ナインコード)』をもとに、信和義塾大學校で指導にあたるほか、企業や各種組織で『9code』を利用したコンサルティングや人材活用研修も多い。現在、信和義塾大學校は、世界6ヵ国20都市以上にあり、塾生は700名超。