土砂崩れ、山崩れ……
大規模な自然災害に要注意

「山の八白」は「山」を象徴します。
 だからこそ、この年(2019年)には山で発生しやすいような災害には要注意です。大雨による土砂崩れや、山崩れによる、人里への災害などは、「山の八白」の年に起きやすいとされます。

 また、「山」は噴火をして、ときに大地の姿を大きく変化させてしまうことから。「山の八白」の年には、これまで強固に立っていた建物などが、台風や地震、大雪など、何かしらの自然現象で崩壊してしまうことも考えられます。

 この年に起きる災害は規模が大きいものが多いのもひとつの特徴。2019年も、大きな自然災害の可能性は秘められています。細心の注意が必要です。

 さて、いよいよ次の連載記事では、東京オリンピック開催の年となる2020年についてお話ししたいと思います。
「9code」(ナインコード)の見地から覗いた2020年はどんな年になるのか……?
 必見です。

中野 博(Hiroshi Nakano)
信和義塾大學校創設者兼塾長、経営コンサルタント。早稲田大学商学部卒業。
ノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院ブランディング実践講座エグゼグティブコースを修める。ハーバードビジネススクールでは経営学を学ぶ(いずれも短期集中型の経営者クラス)。1992年、地球サミットに国連認定ジャーナリストとして参加したことを契機に環境ジャーナリストとして活動。1997年の地球温暖化防止京都会議を機に、株式会社エコライフ研究所設立。環境ジャーナリストとしての取材・分析力と経営コンサルタントとしての提案力をベースに、800社以上を環境ビジネスに参入させ成果を挙げる。その傍ら、住宅、環境を軸にした本を多数出版(本書が30冊目)。講演依頼も多く、国内外で2000回以上の実績。2005年、教育研修会社の株式会社ゴクーを設立。1万人のサンプリングを体系化した『9code(ナインコード)』をもとに、信和義塾大學校で指導にあたるほか、企業や各種組織で『9code』を利用したコンサルティングや人材活用研修も多い。現在、信和義塾大學校は、世界6ヵ国20都市以上にあり、塾生は700名超。