[メルボルン 23日 ロイター] - 仏公益企業エンジー<ENGIE.PA>と三井物産<8031.T>は、オーストラリアのロイ・ヤンB石炭火力発電所を、中国資本の豪アリンタ・エナジーに11億豪ドル(8億3500万米ドル)以上で売却することで合意した。事情に詳しい関係筋が23日明らかにした。

アリンタは周大福企業(CTFE)の傘下。

エンジーの広報担当は買収額についてはコメントを控えたが、23日に発表を行うと述べた。

同発電所の売却を巡っては、華潤電力控股<0836.HK>と、プライベートエクイティ(PE)企業アポロ・マネジメントが支援する豪デルタ・エレクトリシティーも応札に参加していた。

アリンタとCTFEからのコメントは現時点では得られていない。

ビクトリア州にあるロイ・ヤンB石炭火力発電所の推定価格を巡っては見方が分かれている。あるアナリストは、AGLエナジー<AGL.AX>が2012年と14年に別の発電所取得で支払った額に基づき、約3億3000万豪ドルと推計していた。