大成功後が肝心。これだけはやっておこう!

  すばらしい大成功の本番を終えて、気が抜けたあなたがやってしまうかもしれないことがある。それは「反省会をすること」だ。

  日本人はなぜか「反省会」なるものが大好きで、すばらしい本番の成功の余韻を楽しむ間もなく、「どこが悪かったか、うまくいかなかったか」と悪いところに意識を向けてしまう人が少なくない。

  これをしている限り、「人前で話すことがめっちゃ楽しい~!」と心から思える日は来ないだろう。

  反省はやめて、本番の後は、叫ぼう!

 「やったぜーー!!!」

  そして、全身で成功の喜びをかみしめること。

  これが人前で話すのがラクぅ~になるための最後のトレーニングである。

  これがバッチリできれば、もう呪文や絵を見ることも必要なくなる。
  本当の意味で古い記憶が大成功の記憶で更新されるのだから。

  今後はいつでも、この日の成功体験を思い出し、ワクワクと臨むことができるだろう。

喜びの感情を全身で味わいポーズとともに記憶する

  大成功したら、心から喜びまくること。全身で喜びを感じよう。
  その喜びを、全身を使ってポーズをキメて表現しよう。バンザイでもいい。

  チャゲアスのように、こぶしを高く突き上げてもいい。孫悟空が元気玉を集めているようなポーズでも何でもいい。

  そのポーズにあなたの喜びが記憶され、そのポーズをすれば、臨場感あふれるその喜びが何度でもあふれ出すだろう。

  このように楽しいことや嬉しいことがあったら、全身でその感情を体感しよう。どんな小さな喜びも、大事に感じておこう。

  人は大人になると、どうしても感情を表に出すことをはばかってしまう傾向がある。
  でも、楽しいことは楽しい。嬉しいことは嬉しいと表現できるって、すばらしいことだ。それこそが生きている喜びと言えるかもしれない。

  嬉しいことの記憶を、そのポーズとともに脳内にたくさんため込んでおく。
  そうすれば、少々悲しい出来事があっても、そのポーズをすることで悲しい感情があら不思議、どこかに消えて行ってしまう。

  マイナスな感情がプラスの感情で中和されるからだ。

  人はよく、悲しい感情を思考でどうにかしようとしてもがく。
  でも実は、思考ではなく楽しい感情で打ち消せば、簡単に中和できる。

  ぜひ、副作用のない薬として、たくさん楽しい感情をストックしておこう!
  みなさまの人生がもっとワクワク楽しくなりますように。

  ヴィゴラ~ス!
 (*もっと詳しく知りたい方は、以下の本を参考にしてください)

 


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大丈夫!あなたは必ず人前で楽しくスピーチできる!

高校1年生のときにあがり症を発症。以後、約10年間にわたって悩まされてきた著者が、あるとき 100人の前での講演を依頼されたことから一念発起。それまでに学んでいた脳生理学や心理学の知見を総動員して独自のあがり症克服トレーニング法を考案。
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