[ウエストパームビーチ/ワシントン 25日 ロイター] - 今月末で辞任する意向を示していた米消費者金融保護局(CFPB)のコードレー局長が24日、辞任を発表し、暫定的に局長代理を指名した。一方、トランプ大統領が直後に新局長を指名したことから、CFPB局長の後任問題は法廷闘争に発展する可能性が強まっている。

民主党系のコードレー氏は辞任に当たり、局長代理にCFPB職員のイングリッシュ氏を任命。トランプ氏はその数時間後に、ホワイトハウスの予算責任者でCFPBを強く批判してきたマルバニー氏を新局長に指名すると発表した。

CFPBは金融危機発生時にオバマ前大統領によって設立され、コードレー局長の下、銀行や自動車ディーラー、クレジットカード会社などによる高金利融資に厳しい罰則を課してきた。共和党はCFPBについて、チェック機能のない権力が大きすぎるとして批判してきた。

民主・共和両党は、トランプ氏が最終的にCFPB局長を指名することでは合意しているが、暫定的なトップを誰が務めるかで意見が分かれている。

民主党は、金融規制改革法(ドッド・フランク法)の規定により局長代理が短期間CFPBを率いると主張。一方、司法省は25日、ホワイトハウスに新局長指名の権限があるとの見解を示し、法廷闘争も辞さない構えを示した。