[ブリュッセル 24日 ロイター] - 欧州連合(EU)のトゥスク大統領とメイ英首相が24日、英国のEU離脱交渉を巡りブリュッセルで会談した。EU側は10日以内に英国が交渉進展に向けた提案をしなければ、来月のEU首脳会議で通商協議開始に向け加盟国を説得できないと強調した。

トゥスク氏は会談後、「アイルランドに関することなどあらゆる問題について、英国から10日以内に進展ある提案を受ける必要がある」とツイッターに投稿。

アイルランドが政権崩壊の危機に陥る中、北アイルランドとの国境問題は離脱交渉において一つの鍵に浮上している。

トゥスク氏は、EU各国が12月14─15日の首脳会議で、来年の通商協議開始を承認する可能性は残っているとしながらも、なお大きな課題も残っていると指摘した。

メイ氏も会談後、離脱に伴う金銭面の問題、国外居住者の権利、北アイルランド国境問題について、意見の隔たりを埋めるべく双方が前進していると記者団に説明したが、さまざまな事柄で問題があると認めた。

メイ氏は来月4日、ユンケル欧州委員長、バルニエ首席交渉官と会談する。