[ベルリン 25日 ロイター] - ドイツのメルケル首相は25日、第2党のドイツ社会民主党(SPD)と連立協議を行う見通しなったことを歓迎する姿勢を示し、これまでの大連立はうまく機能してきたと強調した。

首相はドイツ北部で行ったキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)の会合で、「欧州には強いドイツが必要だ。早期に政権を樹立することが望ましい」と述べ、「有権者に再び投票してもらうことは完全に誤っている」との見方を示した。

20日の時点では、少数政権より再選挙のほうが望ましいと述べていた。

首相はまた、SPDと連立協議を行う見通しとなったことを歓迎し、「(CDU・CSUとSPDは)これまでうまく協力してきた」と指摘。大連立の下でドイツは、力強い労働市場や財政収支の均衡などを実現したと強調した。

シュタインマイヤー大統領は30日、メルケル首相とSPDのシュルツ党首、CSUの党首を迎えて協議を行う。

ただ、移民受け入れなどを巡る双方の立場の違いから、協議は難航する可能性もある。

シュルツ党首は、結果が自動的に決まっているわけではないとくぎを刺し、党員による投票によって決定する考えを示している。

SPDは9月の選挙で多くの議席を失ったことから、大連立の是非を巡り党内では意見が分かれている。