[東京 29日 ロイター] - 正午のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点とほぼ変わらずの111.44/46円だった。海外時間の流れを引き継ぎ、日経平均がプラス圏で推移。ドルもじりじり上昇した。北朝鮮が午後0時半に発表を行うと伝えられると、その内容が警戒されて小幅に緩んだ。

午前3時過ぎに北朝鮮が弾道ミサイルを発射したことで、ドルは一時111.06円まで下落した。ただ、110円台に下落することなく切り返したことで、午前の取引では底堅さも意識された。

米株式市場では主要3指数がいずれも終値で最高値を更新。前場の日経平均も堅調に推移した。111円前半では輸入企業のドル買い/円売りも出ていたといい、111.67円まで押し上げられた。

午前11時半過ぎ、北朝鮮の発表があると伝えられると、ドルは111.40円台まで小幅に下落した。北朝鮮が発射したのは大陸間弾道弾(ICBM)とみられ、通常の打ち方をすれば、米国本土まで十分に届いた可能性があるという。[nL3N1NY5F8]市場は冷静に受け止めているが、トランプ米大統領が何らかの行動を指示する可能性もあり、今後2、3日は見極めが必要との指摘もある。