[東京 29日 ロイター] - 野村ホールディングス<8604.T>は29日、事業再編や事業再生などに取り組む企業に自己資金を投資するプリンシパル・ビジネスを始めると発表した。1000億円程度のファンドを立ち上げる。同社は自己資金投資ビジネスの新規投資を2008年のリーマン危機後にやめていたが、再参入する。

投資対象は国内の顧客企業で、将来的にはアジアにも広げる。事業を切り出す企業や、事業承継やM&A(買収・合併)を検討する中堅企業に野村が自己資本を投じることで、企業の活動を後押しする。

同社は、08年まで子会社の野村プリンシパル・ファイナンスで自己資金投資を手掛け、18社、2800億円の投資実績があった。リーマン危機後に金融規制が厳しくなったことなどから事実上撤退していた。

今後の自己資金投資は、再編や再生、事業承継など顧客企業のニーズに合わせて展開する。

*本文1段落目に語句を補って再送します

(布施太郎)