[ニューヨーク 29日 ロイター] - ニューヨーク外為市場では、ドルが主要6通貨バスケットに対し横ばいで推移。朝方発表された米国内総生産(GDP)改定値は上方修正され、相場の下支えとなったものの、税制改革法案を巡る不透明感が重しとなった。

主要6通貨に対するドル指数<.DXY>は93.231。ドル指数は前週1%近く値下がりしたが、今週に入ってからはこれまで0.5%値を戻している。

第3・四半期の国内総生産(GDP)改定値は年率換算で前期比3.3%増と、速報値の3.0%増から上方改定され、2014年第3・四半期以来、3年ぶりの大幅な伸びとなった。

税制改革法案を巡る動きが流動的となる中で「何か決まるまで市場は手を出しにくい状況だ」(オアンダの為替アナリスト)という。

ドル/円<JPY=>は0.36%高。米債券利回りの上昇につられる格好となった。

こうした中、仮想通貨ビットコインが大幅高となり、6日連続で過去最高値を更新。ルクセンブルクに本拠を置くビットスタンプ<BTC=BTSP>では一時1万1395ドルと、1万1000ドル台に乗せる場面も見られた。

ポンド/ドル<GBP=>は0.59%高の1.3415ドルと約2カ月ぶり高値。欧州連合(EU)関係筋が28日に明らかにしたところによると、英政府はEU離脱(ブレグジット)に伴い支払う清算金を巡り、EU側の要求に近い額を支払う意向を示した。

カナダドル<CAD=>は対米ドルで下落し4週間ぶり安値。原油価格の値下がりにつられた。

*内容を追加します。