[ワシントン 29日 ロイター] - 米上院は29日、共和党の税制改革法案の審議入りを巡る手続き上の採決を行い、賛成52、反対48で可決した。週内にも法案の採決が行われる見通しだ。

共和党が本採決でも結束すれば減税を柱とする同法案の可決が可能となるが、先行きはなお不透明。財政赤字の拡大につながるとの懸念があるなか、議会共和党は可決させるため最終調整を続けた。

民主党は反対を貫いているため、定数100の上院で52議席を持つ共和党は造反者を2人以内に抑える必要がある。

トランプ大統領はミズーリ州で行った演説で、「減税への賛成は米国第一主義への賛成票でもある」と述べ、共和党議員らに支持を訴えた。

ロイター/イプソスが今月23─27日に実施した世論調査によると、共和党の税制改革案を把握している米国人のうち、反対するとの立場を示したのは49%と、10月の41%から上昇した。一方、賛成は29%、22%は「分からない」と回答した。インターネットを通じて実施した同調査では1257人から回答を得た。

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