[チューリヒ 29日 ロイター] - スイス国立銀行(中央銀行)のツアブリュック副総裁は29日、スイスフランは依然として安全資産買いの圧力を受けやすいとの見方を示し、フラン高騰を阻止するため、中銀は引き続き為替相場に介入する用意があると表明した。

同氏はチューリヒ大学で行われたスイス・リスク協会のイベントで、今年前半のフランス大統領選以降、フランへの圧力が低下したと指摘。

ただ、状況はなお不安定で、フランは引き続き過大評価されていると述べるとともに、ユーロに対して下落した後、持続可能な水準にはまだ達していない可能性があるとした。

中銀は為替相場と信用市場および住宅ローン市場の動向を2つの主要リスクとみなしている。

副総裁は「一般世帯でレバレッジが積み上がっている状況について非常に懸念している」と説明。「一般世帯だけでなく、銀行への影響についても懸念している」と語った。