11月29日、ヘイリー米国連大使(写真)は、米国が中国に対し、北朝鮮への石油供給断つよう要請したことを明らかにし、「万が一、戦争になれば、北朝鮮政権は間違いなく、完全に破壊される」と警告した。(2017年 ロイター/Lucas Jackson)

[国連 29日 ロイター] - ヘイリー米国連大使は29日、米国が中国に対し、北朝鮮向けの石油供給を断つよう要請したことを明らかにし、「万が一、戦争になれば、北朝鮮政権は間違いなく、完全に破壊される」と警告した。

 ヘイリー大使は国連安全保障理事会の緊急会合で「米国は北朝鮮との戦争を求めたことはなく、現在も求めていない。万が一、戦争が起きるとすれば、それは昨日のような敵対行為の継続が原因だ」と述べた。

 トランプ米大統領も同日、中国の習近平国家主席と電話会談を行い、北朝鮮に対し圧力を掛けるよう呼び掛けた。

写真はソウルで北朝鮮のミサイル発射実験に関するTVニュースを見る人々(2017年 ロイター/Kim Hong-Ji)

 北朝鮮は現地時間29日未明、同国西岸から大陸間弾道弾(ICBM)とみられるミサイル1発を発射。ミサイルは高度4000キロ以上に達し、53分程度飛行、日本海の日本の排他的経済水域(EEZ)内に落下した。通常の打ち方をすれば米国東海岸まで届いた可能性がある。

 ホワイトハウスの声明によると、トランプ大統領は習国家主席に対し、「挑発的な行動をやめ、非核化の軌道に戻るよう北朝鮮を説得するためにあらゆる手段を尽くす」よう求めた。