[1日 ロイター] - 米石油サービス会社ベーカー・ヒューズが発表した1日までの1週間の国内石油掘削リグ稼働数は、前週比2基増加し749基となった。2週連続の増加で、9月以来の高水準。前年同期の水準(477基)を大幅に上回っている。

OPEC加盟国とロシアなど主要産油国は先月30日、協調減産を2018年末まで延長することで合意、原油価格は2015年夏以来の高値水準付近で推移している。ただ、米国の生産増加傾向が続いているため、この合意の効果は限定的になっている。

リグ稼働数は夏場まで14カ月にわたり増加したが、その後、価格下落を受けて一部の生産会社が支出計画を縮小し始めたことから8、9、10月は増加が止まっていた。しかし、原油価格の回復を受け11月に入って再び増加し始めた。

米金融サービス会社コーウェンによると、探査・生産会社は2017、18年の原油価格が16年と比べて上昇するとの期待から、17年の掘削関連支出を前年比約53%拡大した。

また、同社が調査している探査・生産会社64社中14社が既に18年の支出計画を明らかにしており、これらの企業は対17年比9%増を計画しているという。

コーウェンはさらに、国内リグ稼働数が17年第4・四半期から18年にかけて緩やかに減少すると予想している。