写真はイメージです

 来年6月14日に開幕するロシアW杯の1次リーグ組み合わせ抽選が1日に行われ、日本の対戦相手が決まった。

 日本が入ったのはH組で、コロンビア、セネガル、ポーランドと対戦することになった。対戦相手が決まれば、試合をシミュレーションして1次リーグ突破の可能性を語れるようになる。6月19日、24日、28日に行われる3試合でその結果は出てしまうわけだが、それまでの7ヵ月半あまり、サッカーファンは対戦相手の特徴や戦術、要注意選手などをチェックし、日本代表に選ぶべき選手や取るべき戦術を論じ合う楽しみを味わえるわけだ。これは代表チームをW杯に送り出すことができた32ヵ国のサッカーファンの特権である。

 ともあれ今回の組み合わせ結果は、どう評価できるのだろうか。

FIFAランク上位5ヵ国と
当たらなかったのは幸運

 W杯1次予選の組み合わせは、8ヵ国ずつ4つのポット(抽選箱)に分けたうえで行われる。各組に実力や地域の偏りをなくすためだ。シードのようなものと考えてよく、ポットは基本的に実力の順に分けられる。

 第1ポットには開催国のロシアを除き、FIFAランキング1~5位のドイツ、ブラジル、ポルトガル、アルゼンチン、ベルギーなどランクひと桁の強豪国が入った。第2ポットはランク6位のスペインと8位のスイスの他、主に10位台の国が並んだ。第3ポットは12位のデンマーク、18位のスウェーデン以外は20位台から30位台までが入った。第4ポットは出場国の中では実力的に劣ると見られている国々で、37位のセルビアから63位のサウジアラビアまでが組み込まれた。日本のランクは下から数えて4番目の55位で、残念ながらここに入った。

 日本の対戦相手は第1、第2、第3ポットから選ばれるわけで、実力的にはすべて格上となる。どこと当たっても厳しいことには変わりはないが、その中にも比較的組しやすい相手というのはあるわけだ。

 第1ポットから日本と同じH組に入ったのは世界ランク7位のポーランド。これはよかったといえるだろう。まず、ドイツやブラジル、ポルトガルなど世界のトップ5に入る国と当たらないで済んだだけで上出来だ。また、フランスはポーランドより下の9位だが、オランダとスウェーデンが入り「死の組」といわれた欧州予選A組を1位通過した強さを見ると、当たりたくない相手だ。