[ブリュッセル 4日 ロイター] - アイルランドのドナフー財務相は4日、欧州委員会が命じた米アップル<AAPL.O>への最大130億ユーロ(154億ドル)の追徴課税について、同社が2018年第1・四半期に納付を始めるとの見方を示した。

欧州委は昨年、アップルがアイルランドで不当な税制優遇を受けているとして、同社に対する追徴課税を命じた。

欧州委は今年10月、命令から1年経ってもアイルランドで追徴課税処分が進んでいないとして、同国を欧州司法裁判所に訴える意向を示していた。

ドナフー財務相は、欧州委のベステアー委員(競争政策担当)との協議前、記者団に対し「われわれはエスクロー勘定の基本方針と運営に関してアップルと合意した」と発言。アップルからエスクロー勘定への追徴課税分の送金が「来年第1・四半期に始まるだろう」と語った。

アップルとアイルランド政府は欧州委の命令に不服を申し立てている。