[東京 5日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は続落となった。米ハイテク株安の流れが波及し、朝方から半導体・ハイテク関連銘柄に幅広く売りが先行した。もっとも、売り一巡後は良好なファンダメンタルズを背景とする押し目買いや、日銀によるETF(上場投信)買いへの思惑を支えに、後場には下げ渋った。

8日にメジャーSQ(特別清算指数)算出を控え、先物主導で振らされやすい地合いだった。ロシアゲート関連の報道で円相場が若干強含んだことも重しとなり、前場には下げ幅が一時180円を超えた。ただ、後場には日銀のETF買いへの思惑や押し目買いを支えに一時25円安程度に下げ幅を縮小した。

SMBCフレンド証券のチーフストラテジスト、松野利彦氏は、利益の出ているハイテク株を売って、出遅れている銀行株を買う動きは、年末を控えたポートフォリオのリバランスが主体とみている。「大きく買われてきたハイテク株に反動が出ている以外、外部環境は堅調だ。底堅い地合いはまだ持続するだろう」と、松野氏は指摘している。

TOPIXは0.23%高となった。中小型株が底堅く推移したほか、時価総額の大きい銀行株の上昇が寄与したと見られる。東証1部の売買代金は2兆6899億円だった。業種別の上昇率トップは海運で、鉄鋼や陸運、建設がこれに続いた。一方、下落率トップはその他製品で、精密機器、電気機器がこれに続いた。

個別では、ファーストリテイリング<9983.T>が上昇して指数押し上げに寄与。同社は4日、11月の国内ユニクロ既存店売上高が前年比8.9%増加したと発表した。11月は中旬から気温が低下したことに伴い、冬物商品が全般的に好調だったという。

一方、自己株式処分に伴う売出しを4日に発表したIDEC<6652.T>が大幅安となった。短期的な需給悪化への警戒感から売りが先行した。

東証1部の騰落数は、値上がり1055銘柄に対し、値下がりが905銘柄、変わらずが81銘柄だった。

日経平均<.N225>

終値      22622.38 -84.78

寄り付き    22595.33

安値/高値   22522.28─22682.71

TOPIX<.TOPX>

終値       1790.97 +4.10

寄り付き     1780.46

安値/高値    1777.34─1794.09

東証出来高(万株) 147712

東証売買代金(億円) 26899.31

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