[ベルリン 7日 ロイター] - ドイツ経済省が発表した10月の鉱工業生産指数は前月比1.4%低下した。月初に祝日があり、連休をとる労働者が多かったことが主因。

ロイターがまとめた市場予想は1.0%の上昇だった。

9月改定値は0.9%低下。8月は2.6%上昇と、過去6年あまりで最大の上昇を記録していた。

エネルギーを除くすべての鉱工業部門で生産が減少した。資本財、消費財、中間財、建設の落ち込みが目立った。

同省は「受注は良好で、何にもまして企業の先行きへの期待が強まっており、活発な鉱工業活動が続く見通しだ」と分析している。

ING・Dibaのカルステン・ブルゼスキ氏は「今回は低下したが、年明け以降の全体の流れをみると、過去数年間低迷していた投資と鉱工業生産が、少しずつ力強い成長のけん引役として復活しつつあることがうかがえる」と指摘。

「1─10月の統計から判断すると、鉱工業生産は2011年以降で最高の年となっている」と述べた。  

同氏は、10月の指数低下について「(経済が)非常に好調なため、人々や企業に休暇をとる余裕があったということではないか」との見方を示した。

*内容を追加しました。