露骨に違って迷うZenFone 4とZenFone 4 Proのカメラ

 ZenFone 4レビュー最終回は、スマホチョイスの決め手になる要素のひとつ“カメラ機能”だ。いずれもデュアルカメラだが仕様が異なっており、店頭でチェックする場合はとても迷ってしまうが、カメラアプリは共通している。

 2016~2017年のスマホの大半は、アウトカメラが出っ張っているのがお約束。これはアクチュエーターのサイズが主な要因となっているが、ZenFone 4は出っ張りナシ、ZenFone 4 Proは1mmほど出っ張っているのみと、薄い筐体に上手く格納できている。

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ZenFone 4のアウトカメラ
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ZenFone 4 Proのアウトカメラ

 ZenFone 4はインカメラが8MP、F値2.0(Omnivision 8856)24mm、アウトカメラが12MP、F1.8(Sony IMX362)25mmと8MP、F値2.2(Omnivision 8856)12mm・ワイド120度という構成。

 ZenFone 4 Proのインカメラは8MP、F値1.9(Sony IMX319)24mm、アウトカメラは12MP、F1.7(Sony IMX362)25mmと16MP、F値2.6(Sony IMX351)50mm・2倍ズーム(望遠)となっている。

 アウトカメラはいずれも光学手ぶれ補正を搭載している。また、ZenFone 4 ProはSoCに搭載されたISPのほかに、ASUS独自のRGB解析エンジン「ASUS SuperPixel Engine」も搭載しており、とくに暗所での撮影性能が大きく向上したという。これは下記のサンプル写真を見てもよくわかる。なお、純正カメラアプリの仕様は共通しているが、一部表示が異なっている。

※以下の写真は原寸で掲載しています。通信量にご注意ください。

ZenFone 4で撮影した写真

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ZenFone 4のメインカメラ。ZenFone 4 Proと遜色ない描写
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ZenFone 4の広角カメラ。とてもワイドだが、周辺部の解像は甘い
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ZenFone 4のメインカメラで、薄暗い店内でのカット。少しノイズが気になるが、スマホの画面で見ると気にならないレベル
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ZenFone 4の広角カメラ。拡大しなければ問題なし。なるべく真ん中に気になるものを置くといい
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日中におけるZenFone 4のメインカメラは良好な描写で使い勝手もいい

ZenFone 4 Proで撮影した写真

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ZenFone 4 Proのメインカメラ。とてもパキパキしている
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ZenFone 4の望遠カメラも良好な描写である。また青色の出方がけっこう違うのもポイント
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ZenFone 4と比べてみると、シャドウ部の処理に違いがある
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望遠側も同様だが、接写時はフォーカスが狙ったところに行きにくいのと、手ぶれ補正がそれほど効いていない印象を受けた
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ポートレートモード。前ボケの作り方が自然

自撮りで大活躍するインカメラの比較

 インカメラは画素数は同じで、センサーとF値が異なり、仕上がり傾向に違いがある。この点はZenFone 4 Selfieのほうが上ということになるが、十分に使える画質であり、おなじみのリアルタイムビューティー機能も用意されている。ビューティー機能は10段階で、4段階目付近まではナチュラル路線であり、一時期に見られた過度の補正感は薄れている。そのため、男性の場合でも補正+1あたりで薄く補正を入れておくと、良い感じの自撮り写真になる。

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顔検出はリアルタイムで、顔の角度によっては部分的に補正が入ることもある。撮影前にどのあたりで顔を検出するのか掴んでおこう
追加
ZenFone 4の初期状態での自撮りデータ。肌色がほどよくイイ感じ
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こちらはZenfone 4 Pro。ZenFone 4と比べると大人しめな印象になった。自撮り重点の場合は、2機種をじっくりとチェックしておきたい

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