[8日 ロイター] - 米商品先物取引委員会(CFTC)が発表したデータを基にロイターが算出したIMM通貨先物の非商業(投機)部門の取組(12月5日までの1週間)によると、ドルの売り越し額が3週連続で増加した。

ドルの主要6通貨(円、ユーロ、ポンド、スイスフラン、カナダドル、豪ドル)に対する売り越し額は42億8000万ドル。前週は39億3000万ドルだった。ドル売り越しは21週連続。売り越し額の規模は10月24日までの週以来の高水準。

この週のドル相場は米税制改革に対する楽観的な見方や米利上げ期待を背景に外為市場で上昇。金利上昇は当該通貨に対する投資家の保有意欲を高める。

しかし、投機筋は引き続きドルを売っている。ドル指数<.DXY>は過去2週にわたって上昇したが、投資家の間で減税による米国経済への影響に懐疑的な見方が浮上したことからそれまでの3週間は下落していた。

ドル安のもう1つの要因としては、ビットコインといった仮想通貨を含め、その他資産の魅力が高まっていることも可能性として考えられそうだ。