[東京 11日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前週末ニューヨーク市場の午後5時時点に比べ、わずかにドル高/円安の113円半ばだった。米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、動意に乏しい展開となった。

午後のドルは113.50─60円台で一進一退。先週末に米雇用統計の発表を通過し、「とても静か。きょうはイベントもないし、ここであえて勝負しようという参加者はいない」(国内金融機関)との声が出ていた。市場は早くもFOMC結果待ちのムードになりつつある。

ドル/円で小動きが続く中、動意が出たのはニュージーランド(NZ)ドル。NZ政府がNZ準備銀行(RBNZ、中銀)の次期総裁にエイドリアン・オア氏を指名したと伝わり、77円後半から一時78.47円まで上昇。約1カ月ぶりの高値をつけた。

オア氏は同国の公的年金基金スーパーアニュエーション・ファンドの責任者で、現職に就く2007年までの4年間、中銀副総裁を務めた経歴を持つ。[nL3N1OB1RC]

<午前のドル/円も小動き> 

早朝113円半ばで推移していたドルは一時113.69円まで強含み、8日のニューヨーク高値を上抜けた。

「米雇用統計で注目していた項目(賃金上昇率)が悪かった割には、ニューヨークでドルがそれほど下がらなかった」(FX会社)ことから、東京の午前の取引では、ドル売りよりはドル買いのフローが勝っていたという。

8日に発表された11月の米雇用統計では、注目されていた時間当たり賃金が市場予想を下振れた。ニューヨーク市場ではドルが113.13円まで売り込まれたが、その後は踵(きびす)を返して113.59円まで反発した。

ドル/円<JPY=>  ユーロ/ドル<EUR=>  ユーロ/円<EURJPY=>

午後3時現在 113.54/56 1.1779/83 133.75/79

午前9時現在 113.55/57 1.1765/69 133.62/66

NY午後5時 113.48/49 1.1764/65 133.58/62

(為替マーケットチーム)