[シンガポール 12日 ロイター] - アジア時間12日の北海ブレント原油先物<LCOc1>は上昇し、2015年6月以来初めて1バレル=65ドルを上回った。北海の主要パイプラインが修理のため稼働停止となったことが材料視されている。

北海ブレント先物は0211GMT(日本時間午前11時11分)時点で、0.37ドル(0.6%)高の1バレル=65.07ドル。

米WTI原油先物<CLc1>は0.22ドル(0.4%)高の58.21ドル。

稼働を停止したのは英国最大の原油パイプライン「フォーティーズ」(輸送能力日量45万バレル)。原油漏れが見つかり、11日に稼働を停止した。

OANDAのシニアアナリストは「このパイプラインは、北海ブレント先物を支える主要な要素だ」と指摘した。

また、ANZ銀行は「需給がタイトで、供給不安が直ちに価格上昇に結びつくことが浮き彫りになった」と指摘した。

北海ブレント先物が上昇したことで、米WTI原油先物に対するプレミアムは1バレル=6.74ドルと先週の5ドル前後から拡大。米原油の割安感が高まっている。

こうした状況は米原油生産の増加も背景にある。

*内容を追加しました。