[北京 12日 ロイター] - 米アマゾン・ドット・コム<AMZN.O>は12日、中国のクラウド・コンピューティング事業を拡大すると表明した。中国企業と新たに提携し、シェア拡大を目指す。

クラウド部門の「アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)」が、中国のNWCD社と提携する。

AWSは「中国の規制を完全に順守し、寧夏回族自治区からサービスを提供する」としている。

AWSは先月、新たな規制に対応するため、北京のクラウド部門のハードウエア資産を提携先の北京光環新網科技(シネット)<300383.SZ>に最大20億元(3億0206万ドル)で売却すると発表していた。

中国政府は6月、外国企業に中国国内でのデータ保存を義務付ける厳格な規制を導入。ハードウエアについても、中国の提携先に外注することを義務付けた。

シナジー・リサーチ・グループによると、中国のクラウドサービス収入の約80%は国内企業が稼ぎ出しており、アマゾン、アップル<AAPL.O>、マイクロソフト<MSFT.O>などの米ハイテク企業は厳しい戦いを迫られている。