[国連 11日 ロイター] - 複数の国連高官が11日、国連安全保障理事会で、核・ミサイル実験を巡る対北朝鮮制裁により人道支援物資の運搬が阻害されている可能性があると警告した。

今年4回目となるこの年次会合では、北朝鮮の人権問題について話し合いが行われた。

国連人権理事会のザイド・フセイン高等弁務官は、国連機関や支援団体は弱い立場にある北朝鮮の国民1300万人にとって「文字通りライフライン」であるにもかかわらず、「制裁がその必要不可欠な支援に悪影響をもたらしている可能性がある」と述べた。

また、支援団体は国際銀行システムへのアクセスや北朝鮮への物資搬入で困難に直面しているほか、燃料価格上昇で支援提供が阻害されていると指摘した。

フセイン弁務官は、人権に対する制裁の影響を調査し、「人道に対する悪影響を最小限に抑える」よう、安保理に行動を求めた。