[12日 ロイター] - UBSは米銀行株について、税制改革の直接的な影響は織り込まれたが、金利上昇や成長加速に伴う間接効果はまだ考慮されていないとの見方を示した。

減税実現の公算が大きくなったほか、利益や収益性の道筋が大きく改善すると予想、米銀行株に前向きな見方を強めていることを明らかにした。

税率引き下げを織り込むと、米各行の2019年1株利益見通しは8━22%高まるとした。

税制改革の恩恵を最も受けるとみられるのが、シチズンズ・ファイナンシャル<CFG.N>やリージョンズ・ファイナンシャル<RF.N>、M&Tバンク・コープ<MTB.N>。キーコープ<KEY.N>やUSバンコープ<USB.N>への恩恵は最も少なくなる可能性があると分析した。

投資判断は、サントラスト<STI.N>を「中立」から「買い」に、リージョンズ・ファイナンシャルとM&Tバンクは「売り」から「中立」にそれぞれ引き上げた。

一方、USバンコープの投資判断は「買い」から「中立」に引き下げた。

年初来の上昇率は、S&P500銀行株<.SPSY>が20%、S&P総合500種<.SPX>は19%となっている。