[ニューヨーク 12日 ロイター] - 米国株式市場はダウ工業株30種<.DJI>とS&P総合500種<.SPX>が続伸し、終値での最高値を更新した。税制改革への期待感が追い風となったほか、11月の米卸売物価統計が予想を上回ったことを受けて経済成長が続くとの見方が強まり、銀行株を中心に買いが優勢となった。

米労働省が発表した11月の卸売物価指数(PPI)はガソリンなどの値上がりを受けて予想以上に上昇し、前年比では5年10カ月ぶりの大幅な伸びとなった。

13日には米連邦公開市場委員会(FOMC)声明の発表を控えているが、11月のPPIは長引く低インフレに対する一部の当局者の懸念を和らげる可能性がある。

法人税減税などを盛り込んだ税制改革法案が近く成立するとの期待感も相場を押し上げた。キーフ・ブリュイエット・アンド・ウッズのトレーディング責任者、RJ・グラント氏は、税制改革が実現間近で、世界的に経済指標が力強さを増しているという楽観的な見通しが主な支援材料になったと指摘した。

セクター別では金融<.SPSY>やヘルスケア<.SPXHC>、通信<.SPLRCL>の上げが目立った。

ゴールドマン・サックス<GS.N>が3%上昇し、ダウを押し上げた。

ボーイング<BA.N>は2.4%高。四半期配当を20%引き上げるとともに、昨年設定した140億ドルの自社株買い枠を180億ドルの新たな自社株買い計画に置き換えると発表した。

アップル<AAPL.O>やフェイスブック<FB.O>など大型ハイテク株が売られ、ナスダックは反落した。

ニューヨーク証券取引所では値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を上回り、比率は1.19対1。ナスダックでも1.26対1で値下がり銘柄数が多かった。

米取引所の合算出来高は約65億株。直近20営業日の平均は約65億2000万株だった。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 24504.60 +118.57 +0.49 24452.96 24552.97 24443.83 <.DJI>

前営業日終値 24386.03

ナスダック総合 6862.32 -12.76 -0.19 6872.72 6884.81 6856.30 <.IXIC>

前営業日終値 6875.08

S&P総合500種 2664.11 +4.12 +0.15 2661.73 2669.72 2659.78 <.SPX>

前営業日終値 2659.99

ダウ輸送株20種 10367.85 -2.98 -0.03 <.DJT>

ダウ公共株15種 748.31 -14.28 -1.87 <.DJU>

フィラデルフィア半導体 1233.18 -12.40 -1.00 <.SOX>

VIX指数 9.92 +0.58 +6.21 <.VIX>

S&P一般消費財 774.04 +0.19 +0.02 <.SPLRCD>

S&P素材 371.65 +0.07 +0.02 <.SPLRCM>

S&P工業 627.30 +0.79 +0.13 <.SPLRCI>

S&P主要消費財 581.02 -0.11 -0.02 <.SPLRCS>

S&P金融 467.09 +4.73 +1.02 <.SPSY>

S&P不動産 205.61 +0.88 +0.43 <.SPLRCR>

S&Pエネルギー 511.74 -1.66 -0.32 <.SPNY>

S&Pヘルスケア 965.75 +3.85 +0.40 <.SPXHC>

S&P電気通信サービス 164.42 +4.48 +2.80 <.SPLRCL>

S&P情報技術 1107.11 -2.92 -0.26 <.SPLRCT>

S&P公益事業 278.36 -4.95 -1.75 <.SPLRCU>

NYSE出来高 8.55億株 <.AD.N>

シカゴ日経先物3月限 ドル建て 22900 + 60 大阪比 <0#NK:>

シカゴ日経先物3月限 円建て 22850 + 10 大阪比 <0#NIY:>