[東京 13日 ロイター] - 四国電力<9507.T>は13日、伊方原子力発電所3号機(愛媛県伊方町)の運転差し止めを命じた広島高裁の決定を受け、14日に予定していた100億円の個人投資家向け3年物社債の起債中止を決めた。同社が関東財務局に提出した訂正発行登録書で明らかになった。

同社債は14日に条件決定する予定だった。四国電力は「個人投資家保護の観点から、起債を取りやめるのが望ましいと判断した」(経理部)としている。

同社は毎年6月と12月に個人向け社債を発行している。今回見送った12月分の社債は再発行しない見通しで、「次の個人向け社債は来年6月の発行になりそうだ」(経理部)という。個人投資家向け社債が起債の直前で中止になるのは異例だ。

(福井康典)