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「ものの見方」で、人生が広がる!
【第4回】 2011年12月20日
著者・コラム紹介バックナンバー
川村透 [川村透事務所代表・「ものの見方」コンサルタント]

窮地から抜け出す「ものの見方」

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仕事でピンチに直面し、身動きがとれなくなったことはありませんか。そんなとき、生真面目に考えれば考えるほど、ドツボにはまってしまいます。窮地を脱出するためには、深呼吸をしてちょっと肩の力を抜き、頭のネジを緩めたほうがいい……。さて、絶体絶命のピンチから、あなたを救う「ものの見方」とは?

「マッチ棒のチリトリ」の問題に、ヒントが……。

 はじめに、ちょっとこの問題にチャンレンジしてみてください。昔、流行したマッチ棒の問題です。「懐かしい」と思う方は、それなりの年代でしょう。しかし、若い方には新鮮かもしれませんね。

■問題
4本のマッチ棒でできたチリトリの中にゴミが置いてあります。では、このうち2本のマッチ棒を動かして、チリトリの中にあるゴミを外に出してください。動かしたあとのチリトリのかたちは同じものとします。さあ、制限時間は、1分です。

 正解は、次の図のとおり。できなかった方は、おそらく中に置かれたチリを中心にして、マッチ棒を動かそうとしたからです。

 多くの人は、縦に置かれたマッチ棒(チリトリの奥に当たる部分)を、下に半分だけずらして、チリトリの向きを変えるという発想が出てこないのです。

 窮地に陥ったときの私たちの考え方も、ちょうどこの問題と似ています。ほんの少し、視点をずらせば解決の糸口が見えてくるのに、自分なりの枠組みを外さないために、八方塞りになってしまうのです。

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川村透 [川村透事務所代表・「ものの見方」コンサルタント]

上智大学経済学部経営学科卒。外資系コンサルティング会社をへて31歳で独立し、 2000年川村透事務所を設立、「ものの見方」コンサルタントとして活動を始める。見 方を変えて、新しい価値を見つけることがモットー。それにより自身の吃音も改善す る。講演実績は、JR東日本、第一生命、ジョンソン・エンド・ジョンソン、リコー、 ソニー、大塚製薬、日立製作所ほか、官公庁、地方銀行、青年会議所、商工会議所な ど多数。著書に『なぜ、逃げた犬は追ってはいけないのか』(こう書房)ほか、訳書 に『残念な人の仕事の中身』(大和書房)『営業の魔術』(日本経済新聞社)など、 最新刊に『答えはいつも、自分の枠の外にある!』(ダイヤモンド社)がある。


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