修羅場体験は短期間で経験し学ぶことを想定。能力を伸ばしたい分野に関わり苦労することで、仕事の幅が広がったり、成長実感が得られるようになるのです(写真はイメージです)

プロジェクトに参加して
積極的に修羅場を体験してみる

 前回から「修羅場体験」について語っています。今回は皆さんが企業の中にいて、いかに「修羅場体験」を積むべきかについて考えてみたいと思います。

 最初にお断りしておかなければいけないことがあります。「修羅場体験」は自らに負荷をかけます。ストレスも感じるでしょうし、体力も使います。今、巷で流行りの「働き方改革」とは逆行しかねません。それでもなお、キャリアにとって修羅場体験は必要だと思います。

 さて、企業、特にある程度の規模以上の企業で一般的な修羅場体験を味わえる機会としては、定常業務以外のプロジェクトがあります。これは、会社にいながら今までと全く異なる体験をする、またとないチャンスです。ところが、多くの人はプロジェクトにあまり積極的に手を挙げた経験がないようです。

 確かに、多くのプロジェクトは企業側が人選をします。自分の意思と関係なく、任命された人が参加するというイメージでしょう。

 しかし、社員の誰かが積極的に手を挙げてきたら、誰だって好意的に思うものです。様々な事情があるでしょうから、必ずしもその人がメンバーに加えられるとは限らないのですが、可能性は十分にあると思います。

 だから、公募に限らずとも、自分に興味のあるプロジェクトが立ち上がったことを知ったら、積極的に手を挙げてみることをお勧めします。