[ロンドン 14日 ロイター] - 英国立統計局(ONS)が発表した11月の小売売上高指数は前年比1.6%上昇となり、伸び率は横ばいだった前月からプラスとなったほか、市場予想の0.3%を大きく上回った。

「ブラックフライデー」の販売促進活動により日用品ストアを中心に売上高が力強く伸びた。

前月比では1.1%上昇。伸び率は10月の0.5%から拡大、市場予想の0.4%を上回った。

データは季節調整済みだが、ONSはブラックフライデーの効果を完全に排除できていない可能性があると説明した。英国ではここ数年、ブラックフライデーの販促期間が長くなっている。

9─11月の小売売上高指数は前年比1.0%上昇にとどまり、2013年5月以来で最も低い伸びとなった。

11月の小売売上高指数について市場の見方は分かれている。

パンテオン・マクロエコノミクスのSamuel Tombs氏は「ブラックフライデーによる押し上げ効果はすぐになくなるだろう」と指摘。クリスマスに伴う支出が前倒しされた可能性があるとの考えを示した。

一方、ベレンバーグ銀行のエコノミスト、Kallum Pickering氏は、英国経済が上向いていることを示すさらなる兆候だと指摘。堅調なモメンタムは来年も続きそうだとの見通しを示した。

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