[ロンドン 14日 ロイター] - 国際エネルギー機関(IEA)は14日、来年上半期の国際石油市場について、供給が需要を上回る可能性があるとの見通しを示した。

石油輸出国機構(OPEC)は来年末まで協調減産を継続する予定だが、米国の生産拡大が見込まれるという。

IEAは石油市場月報で「全体の供給の伸びが、需要の伸びを上回る可能性がある。上半期は日量20万バレルの供給超過、下半期は同20万バレルの需要超過となり、通年では非常に均衡の取れた市場となる可能性がある」と指摘した。

今年の世界の石油需要の伸びの予測は1.6%増の日量150万バレルで据え置いた。来年については1.3%増の日量130万バレルを予想している。

今年のOPEC非加盟国の生産は、日量60万バレル増、来年は日量160万バレル増となる見通し。

IEAは前月、来年のOPEC非加盟国の生産を130万バレル増と予想していたが、米国でシェールオイルの生産が伸びていることを理由に、来年の米国の原油生産を日量79万バレル増から87万バレル増に上方修正した。