社員教育に年間1億!

 2番目の「社員教育」も重要です。

 武蔵野は今期(2017年度)、社員教育に1億円使っています。
 売上63億円規模でこれだけ教育費をかけている会社は少ないかもしれません。

 会社の方針を決定するのは社長の私ですが、それを実践するのは管理職、そして現場の社員です。

 わが社が増収を続けていられるのも、社員教育に多額の投資をして社員が成長しているからです。

 700社以上を診てくると、残念ながら、100人中99人が陥る「アリ地獄」があります。これは面白いほど共通しています。
 ぜひ、第1回連載にある、ひとつでも当てはまったら危ない!【あなたの「会社の危険度」10のチェックリスト】をチェックしながら、『数字は人格』を体細胞に植えつけていただけたらと思います。