[ニューヨーク 18日 ロイター] - ニューヨーク外為市場では、ドルが主要通貨に対し下落した。税制改革法案が成立したとしても実際に経済成長押し上げに大きな効果があるのか疑問が出始めていることが背景。

議会共和党は15日、税制改革法案最終案の概要を発表。ドルは上昇したがこの日は税制改革法案が成立したとしても成長押し上げにどの程度の効果があるのか疑念が出てきたことでドルは軟化。コモンウエルスFX(ワシントン)の首席市場アナリスト、オマー・エシナー氏は「急ピッチで取りまとめられた同法案がどの程度経済に対しプラスの影響を維持できるのか疑念が高まっていることから、年内に成立したとしてもドル相場への影響は軽微とみられる」としている。

ソシエテ・ジェネラル(ロンドン)のストラテジスト、アルビン・タン氏は、ここ数日の取引では年末特有の需要によりドル相場は下支えされていたが、この日の取引ではこうした需要は多く見られなかったとしている。

この日は米国債利回りが上昇したが、ドル買いにはつながらなかった。

主要6通貨に対するドル指数<.DXY>は0.2%安の93.702。ドル/円<JPY=>は0.1%安の112.54円、 ユーロ/ドル<EUR=>は0.3%高の1.1781ドル。

ビットスタンプ取引所のビットコイン<BTC=BTSP>は1.1%安の1万8755ドル。 ビットコインを巡っては米先物取引所運営大手CMEグループ<CME.O>が17日、先物取引を開始。これに先立ち、ビットコインは同日、過去最高値となる1万9666ドルに上昇していた。

ドル/円 NY終値 112.53/112.57

始値 112.53

高値 112.61

安値 112.32

ユーロ/ドル NY終値 1.1781/1.1782

始値 1.1792

高値 1.1834

安値 1.1776

(表はロイターデータに基づいています)