たとえば、YES、NOでは答えられない「オープンクエッション」がおすすめです。

例)オープンクエッションの場合 → 会話が続き、自分で考える機会が生まれる
親「面接に向かうとき、何分前に到着したらいいと思う?」
子「10分前?」
親「どうしてそう思うんだ?」
子「それはね。-------」

 もしも、子どもが答えない場合。沈黙したり、「わからない」と答える場合が多いですが、そのときは選択肢を用意するのもよいでしょう。けっして、子供に答えを教えてはいけません。

親「面接に向かうとき、何分前に到着したらいいと思う?」
子「わからない」
親「10分前に着くのと30分前に着くのはどっちがいい?」
子「10分前」
親「どうしてそう思うんだ?」
子「それはね。---------」 

 反対にYES、NOで答えられる「クローズドクエッション」は話がすぐに途切れていまい、考えるきっかけが生まれないため、おすすめできません。

例)クローズドクエッションの場合 → 考える機会を奪ってしまう。説教になることもある。
親「面接に向かうとき、何分前に到着したらいいか知っているか?」
子「知らない……」
親「そんなことも知らないのか。30分前には目的地に着いたほうがいいぞ。ただ、受付の時間になるまで訪問しないようにしろよ。相手の迷惑になるだろうから。待っている間、会社のまわりを観察したり、面接で話したいことを振り返ったりするといいぞ」