業者の餌食になっている社長
いまは機械を動かすほど得をしています。

 じつは里和社長は細かな数字のことを理解して導入を決めたわけではありません。いい人だから、これ以外の機械を売りつけにくる株式会社大善(静岡県、製紙機械・資源循環プラント製作、井出丈史社長)の餌食になっている。

 ただ、機械は新しいほうがいいということをよく知っていたし、積極的に借入れをしていたので、設備投資できるキャッシュがあった。だから結果的に得する決断ができたのです。

 700社以上を診てくると、残念ながら、100人中99人が陥る「アリ地獄」があります。これは面白いほど共通しています。
 ぜひ、第1回連載にある、ひとつでも当てはまったら危ない!【あなたの「会社の危険度」10のチェックリスト】をチェックしながら、『数字は人格』を体細胞に植えつけていただけたらと思います。