[ニューヨーク 20日 ロイター] - 米税制改革法案が近く成立する公算が大きくなったことで、予想物価の指標の1つであるブレーク・イーブン・インフレ率(BEI)が20日の序盤の取引で上昇した。

市場関係者の間では、税制改革が実現すれば賃金が上昇し、インフレ率は連邦準備理事会(FRB)が目標とする2%を達成するとの見方が出ている。

こうしたなか、普通国債と米インフレ指数連動債(TIPS)の利回り格差であるBEIは10年物<USBEI10Y=RR><US10YTIP=TWEB>が1.94%と、前日終盤から約1ベーシスポイント(bp)上昇した。トレードウエブによると、10年物BEIは一時1.95%と、5月初め以来の高水準を付けている。

米議会上院は20日未明、税制改革法案を賛成多数で可決。法案は下院に戻され、同日中に最終採決が行われる予定となっている。