(左)単眼でかつ小ぶりに仕立てられたドライバー用のTFT液晶メーターには運転に必要な情報が表示される。(右)カラーヘッドアップディスプレイには最高速度や進入禁止標識なども表示される

 

 大きく、さまざまな情報が得られるヘッドアップディスプレイも、視線の移動を最低限に抑えるための装備。運転するひと、横に座るひと、後席に座るひと。それぞれに提供する価値を切り分けているところがすぐれた設計といえる。

 方向指示レバーを点滅させると最適なタイミングで車両が車線変更をしてくれる「レーンチェンジアシスト」もたいへんよく出来ている。これもじつにスムーズなのだ。

 これはレーダークルーズコントロールとレーントレーシングアシストと統合制御される「Lexus CoDrive」なる運転支援技術として採用されたもの。

 さらに特筆すべき技術としては、後方の歩行者との接触回避も機能に組み込まれたパーキングサポートブレーキや、映し出す範囲が物理的鏡面より広いうえに夜間も視認性が高いデジタルインナーミラーなどもある。

(左)デジタルインナーミラーによってサンシェイドをリアウィンドウに使っていても後方の視界が確保される。(右)従来型より前席の高さは30ミリ下がっているが乗降の際はエアサスペンションの働きで30ミリ持ち上がる

 

 LS500hのラインナップは、装備がやや簡略化されたベーシックモデル(1120万円〜)と「I package」(1180万円〜)をはじめ、装備が豊富な「version L」(1460万円〜)、スポーティな仕様の「F SPORT」(1310万円〜)、そして後席重視の「EXECUTIVE」(1640万円〜)だ。

 すべてのモデルに後輪駆動仕様とAWDと呼ばれる全輪駆動仕様が用意される。サスペンションは現在エアサスペンションが全車共通だ。